
多くの人が髪についての悩みを抱えています。最近抜け毛が増えたような気がする…この抜け毛、大丈夫なのかな?と気になっている人も多いでしょう。また、うねり毛で毎日のヘアスタイルが決まらなくて困っている人も多いと思います。
そんな抜け毛とうねり毛はどうして起こってしまうのか。原因を知って、髪の悩みを解決しましょう。
あなたの抜け毛レベルは?気にしなくても良い抜け毛かも?
抜け毛の原因には様々なものがありますが、気にしなくて良いレベルの場合もあります。まずは、自分がどの程度抜けているかを観察して自然な毛髪のサイクルによる抜け毛なのか、何らかの異常でのものなのかをチェックしてみましょう。
頭皮が健康であっても髪は毎日抜けていきます。一日に抜ける量が100本~200本程度なら、通常の毛髪のサイクルなので気にしなくて良いと言われています。
とは言え、髪100本というのがどれくらいかは分かりにくいし、確かめるのは難しいと思います。
ですので、普段の生活を思い返してみましょう。枕元に落ちている髪や梳かした時の櫛につく髪、シャンプーした時の抜け毛が明らかに増えてきているかどうかを確認してみてください。毎日の抜け毛の量がさほど変わらないならば気にしなくて良いです。
しかし、明らかに抜け毛が増えてきていると感じた人は注意が必要かもしれません。
季節による抜け毛
季節によって抜け毛が増える人もいます。季節によって起こる抜け毛は一過性なので、あまり気にしなくても良いとされています。しかし、抜け毛が増えないに越したことは無いですし、毎年同じ季節に抜け毛が増えるのも憂鬱です。
どうして季節に左右されて抜け毛が起こるのか、自分の生活を振り返って確認してみましょう。春は抜け毛になる人は少ない傾向にありますが、一部の人にとっては抜け毛が多くなる時期でもあります。それは、春から人生の節目を迎えて新生活を送り始めた人です。
大きな環境の変化による強いストレスは、ホルモンバランスを乱し抜け毛が増えます。環境の変化によるストレスは避けようがありませんが、軽い運動や趣味の時間を楽しんでストレスを溜めないようにしましょう。夏は気候的に頭皮への刺激が多い時期になります。
紫外線や暑さによって頭皮はダメージを受けます。また、毛根を詰まらせる皮脂が増加する季節でもあります。しかし、この影響は夏ではなく秋に出てくるため秋に抜け毛になる人が多くいます。秋は、気候自体が頭皮に悪影響な事はあまりないので、夏のダメージさえ予防すれば、抜け毛になる人は少ないはずです。
ですので、夏の紫外線や暑さ対策を出来る限りして、ダメージを溜めないようにしましょう。詳細>名古屋中央クリニック|薄毛治療名古屋
そして、冬の抜け毛は、冷えによる血行不良によるものと乾燥からくる頭皮の肌トラブルによるものが主な原因です。体が冷えたと思った日は、頭皮をマッサージするようにシャンプーして頭皮の血流を促すと良いです。また、頭皮が乾燥してフケなどが気になりだしたら、シャンプー後の髪を乾かす前に頭皮に保湿クリームを塗って頭皮の乾燥が進まないようにしましょう。
注意すべき抜け毛

自然のサイクルによるものでも、季節によるものでもない場合は注意が必要です。そこで、あなたの抜け毛の髪質をチェックしてみましょう。抜け毛が切れていて短かいものばかりだったり、抜け毛の根元や毛先が細くちぎれたような状態だったり、産毛の状態だったりするものが抜けていませんか。
そのような抜け毛の場合、髪の毛が十分に成長することなく抜けてしまっていて、毛髪のサイクルが異常になっている可能性が高いです。このような抜け毛の人は、生活習慣を見直す必要があります。この状態を放置すると、そのまま慢性的に抜け毛が増えて薄毛などに悩むことになってしまう可能性も少なくありません。
このような抜け毛の人は、充分な睡眠がとれていなかったり、油っぽい食事を多く摂りがちだったり、ストレスをかかえていたりするなど心身ともに健康的な生活を送れていない可能性があります。自分の生活を振り返って、出来ることから改善していくことが必要です。
また、ストレス解消のために喫煙量が増えてしまう人もいますが、たばこの喫煙も抜け毛に大きく影響します。もし、喫煙者ならば、簡単ではないですが、少しずつで良いので喫煙量を減らしていきましょう。
うねり毛の原因
うねり毛で悩む人には、遺伝的なうねりの人の他に、年を取ってきてからうねりが気になりだした人もいると思います。では、うねり毛はなぜ起こるのでしょうか。1つ目の原因は、毛根が歪んでいるためです。このため、髪が生えてくる時にうねりが生じてしまいます。
そして、歪みの強さによってうねり毛の強さも変わってきます。また、この場合毛根が歪んているため毛の形自体も歪んでしまっています。2つ目は、毛質の柔らかさの変化です。髪が柔らかいとうねりが出にくいですが、硬くなると強くうねりが出やすくなります。
特に、年を取ってくると髪の水分保持機能は低下してくるため、髪質が硬くなってきてしまいうねりが出やすくなります。3つ目は生活習慣です。偏った食生活や無理なダイエットなどは毛穴を詰まらせる原因の皮脂を多く分泌させたり、頭皮の血行不良や栄養不足を招いたりと、髪に悪影響を与えます。
髪に栄養が行かず、切れやすかったりパサつきやすかったりする髪になり、うねりの原因になることもあります。
簡単で手軽にうねり毛を治すには
うねり毛は簡単に軽減させることが出来ます。それは、うねり毛の原因で挙げた2つ目の髪の柔らかさをアップさせることです。そのために、髪の水分量をアップさせて保つ必要があります。髪の水分量を保つためには、シャンプーをするときのちょっとしたコツで、簡単にできます。
シャンプーの時、髪をゴシゴシと泡立てながら洗う人も多いかと思います。しかし、ゴシゴシ髪同士をこすり合わせず、頭皮だけを優しく洗うようにシャンプーしてみましょう。そして、シャンプー後はすぐにタオルドライして、ドライヤーでしっかりと乾かすことです。
シャンプーをするときに髪をこすり合わせないようにするのは、髪同士の摩擦で髪の表面を傷つけないようにするためです。ここで傷つけてしまうと髪の表面がガサガサ状態になって、髪の水分が保湿されにくい乾きやすい髪になってしまいます。
また、ドライヤーですぐ乾かすことで、髪から無駄に水分が奪われることを防ぎます。タオルドライやドライヤーで乾かす時も、髪同士をこすり合わせるような乾かし方はやめましょう。毎日のシャンプーでこのことさえ気をつければ、髪の水分量は増してうねりは軽減されます。
また、水分量が増すことで艶も出ます。うねり毛が解消されると、スタイリングもぐんと楽になります。